下痢が続く方
下痢が続く方

下痢は、食べ過ぎや飲み過ぎ、感染性胃腸炎などによって一時的に起こることの多い症状です。
一方で、下痢が長く続く場合や何度も繰り返す場合には、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、クローン病、薬の副作用、大腸の病気などが関係していることがあります。
「もともとお腹が弱いから」「ストレスのせいだろう」と考えて我慢している方も少なくありません。しかし、症状だけでは原因を判断できないため、生活に支障が出ている場合や症状が続いている場合は、一度原因を確認することが大切です。
当院では、消化器病専門医・消化器内視鏡専門医である院長が診察し、症状や経過に応じて血液検査や大腸カメラなどをご提案します。過敏性腸症候群や炎症性腸疾患など、継続的な治療や経過観察が必要な病気にも対応しています。
症状が軽くても、長く続く場合や繰り返す場合には、消化器の病気が隠れていないか確認する必要があります。
次のような症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
下痢が続くと脱水を起こすことがあります。特に血便や強い腹痛、高熱、嘔吐、脱水症状を伴う場合は、自己判断で様子を見ずに受診してください。夜間や休診日に症状が強い場合は、救急医療機関への受診をご検討ください。
下痢の原因は、一時的な感染症から慢性的な腸の病気までさまざまです。
ウイルスや細菌などが腸に感染して起こります。
下痢のほか、腹痛、吐き気、嘔吐、発熱、食欲不振などを伴うことがあります。食事や周囲の流行状況、発症までの経過などを確認し、症状に応じた治療を行います。
腸に明らかな炎症や腫瘍が見つからないにもかかわらず、腹痛と下痢・便秘などの便通異常を繰り返す病気です。
通勤や通学の途中、会議や外出の前など、緊張する場面で症状が強くなることがあります。ストレスだけが原因とは限らず、腸の動きや知覚、食事、生活習慣など、複数の要因が関係すると考えられています。
症状や生活への影響を確認し、食事・生活習慣の調整や薬物療法を組み合わせて治療します。
大腸の粘膜に慢性的な炎症が起こる病気です。
下痢、血便、粘液便、腹痛、便意があるのに十分に便が出ない「しぶり腹」などがみられます。症状が強くなると、発熱、貧血、体重減少などを伴うこともあります。
症状が落ち着く時期と悪化する時期を繰り返すことがあるため、適切な治療と継続的な経過観察が必要です。
口から肛門までの消化管のさまざまな場所に、慢性的な炎症や潰瘍が起こる病気です。
下痢や腹痛のほか、発熱、体重減少、栄養状態の低下、肛門周囲の腫れや膿などがみられることがあります。
潰瘍性大腸炎とクローン病は、いずれも炎症性腸疾患と呼ばれています。当院では、難病指定医である院長が診察し、継続的な治療や経過観察を行います。より専門的な検査や入院治療が必要な場合は、適切な医療機関へご紹介します。
抗菌薬、糖尿病治療薬、胃薬、便秘薬など、服用している薬の影響で下痢が起こることがあります。
薬を自己判断で中止せず、現在服用している薬が分かるお薬手帳や薬剤情報をご持参ください。
便通の変化は、大腸がんなどの病気によって起こる場合もあります。
下痢だけで大腸がんと判断することはできませんが、血便、貧血、体重減少、便が細くなった、便通が急に変わったなどの症状がある場合は、大腸カメラによる確認を検討します。
下痢や腹痛を繰り返す代表的な病気として、過敏性腸症候群と炎症性腸疾患があります。
症状が似ていることがありますが、病気の性質や治療方法は異なります。
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過敏性腸症候群 |
炎症性腸疾患 |
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主な病気 |
過敏性腸症候群 |
潰瘍性大腸炎・クローン病 |
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主な症状 |
腹痛、下痢、便秘 |
下痢、腹痛、血便、発熱など |
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腸の炎症 |
明らかな炎症や腫瘍は認めない |
消化管に炎症や潰瘍が起こる |
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主な対応 |
生活習慣の調整、薬物療法 |
炎症を抑える治療、継続的な経過観察 |
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内視鏡検査 |
ほかの病気との鑑別目的で行う場合がある |
診断や病状の確認のために行う |
「ストレスによる下痢」と思っていた方に、炎症性腸疾患などが見つかる場合もあります。反対に、大腸カメラで炎症や腫瘍がないことを確認したうえで、過敏性腸症候群として治療を始めることもあります。
下痢の原因を調べるため、主に次の内容を確認します。
気になる症状や服用中の薬がある場合は、診察時にお伝えください。
症状に応じて、炎症、貧血、脱水、肝機能などを確認します。
検査結果だけで病名を判断するのではなく、症状や診察所見などと合わせて原因を検討します。
下痢が長く続く場合や、血便、体重減少、貧血、夜間の下痢などを伴う場合には、大腸カメラを検討します。
大腸カメラでは、大腸の粘膜を直接観察し、潰瘍性大腸炎、クローン病、感染性腸炎、大腸がんなどの病変がないか確認します。
すべての下痢に大腸カメラが必要なわけではありません。症状、年齢、既往歴、検査結果などを踏まえ、消化器病専門医が検査の必要性を判断します。
次のような場合には、大腸カメラをおすすめすることがあります。
大腸カメラを行うことで、治療が必要な病気がないか確認するとともに、炎症や腫瘍が見つからない場合は、過敏性腸症候群などの可能性を検討できます。
院長は、消化器がんを中心とした外科診療と、消化器内科・内視鏡診療の経験を有しています。
一時的な胃腸炎から、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、大腸の病気まで幅広く検討し、症状に応じた診療を行います。
大腸カメラが必要と判断した場合は、消化器内視鏡専門医である院長が検査を担当します。
鎮静剤を使用し、ウトウトと眠ったような状態で受けられる検査にも対応しています。
院長は難病指定医であり、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患について、治療と経過観察を行っています。
症状が落ち着いた後も、病状に応じて継続的に診療します。
大腸カメラ中に切除可能なポリープが見つかった場合は、その場での日帰り切除に対応しています。
ポリープの大きさや形、数などによっては、入院設備のある医療機関をご紹介します。
大阪メトロ四つ橋線・御堂筋線・中央線「本町駅」23番出口から徒歩約3分です。
平日は19時まで診療しているため、仕事中や通勤時の下痢でお悩みの方もご相談ください。
下痢の治療は、原因によって異なります。
感染性胃腸炎では、脱水を防ぐための水分補給や症状を和らげる治療を行います。細菌感染が疑われる場合などには、症状や検査結果に応じて治療方法を検討します。
過敏性腸症候群では、食事や生活習慣を見直しながら、腸の動きや便の状態を整える薬などを使用します。
潰瘍性大腸炎やクローン病では、腸の炎症を抑える治療と継続的な経過観察が必要です。
市販の下痢止めが適さないケースもあるため、血便、高熱、強い腹痛などを伴う場合は、自己判断で薬を使用せずご相談ください。
WEB予約またはお電話からご予約ください。
血便、強い腹痛、高熱、繰り返す嘔吐などがある場合は、予約時に症状をお伝えください。
症状が始まった時期、便の状態、排便回数、腹痛、服用中の薬などを確認します。
お薬手帳や健康診断の結果をお持ちの方は、ご持参ください。
症状に応じて、血液検査などを行います。
大腸カメラが必要と判断した場合は、検査内容や前処置についてご説明し、検査日を調整します。
診察や検査の結果に基づき、症状や原因に合わせた治療を行います。
継続的な診療が必要な病気については、定期的に状態を確認します。
下痢は日常的に起こりやすい症状ですが、長く続く場合や何度も繰り返す場合には、原因を確認することが大切です。
特に、血便、腹痛、発熱、体重減少などを伴う場合は、腸の炎症や大腸の病気が隠れている可能性があります。
本町周辺で下痢を専門的に相談できる医療機関や下痢外来をお探しの方は、本町ふしたに内科・消化器内視鏡クリニックへご相談ください。
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本町ふしたに内科・消化器内視鏡クリニック
院長 伏谷 英朗
消化器がんを中心とした外科診療と、消化器内科・内視鏡診療の経験を生かし、
急性の腹部症状から慢性腸疾患、大腸疾患の早期発見まで幅広く診療しています。